お料理映画って、ほとんどハズレがないよね。たぶん。なんでだろ。やっぱりみんな美味しいものが大好き(たぶん)だし、出てくる料理は見栄えが良いし、お腹空いてるとなおさらだし。
ーーーー🌶️🥒🥙🥗🥓ーーーー
本作は、親子の絆の物語でもある。
ときに友情。さらには仕事に向き合う姿勢にも感動する。
スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr. なんかちょびっとしか出ていなくて、フードロスならぬ、“大物俳優ロス”です。
主人公カールの「ほんとうに料理が好きなんだ」感が大いに感じられて良かった。それに共感し、支える友人のジョン・レグイザモが良い!
レグイザモ史上、最高のキャラ🤍
カールはレストランの厨房の責任者。
とはいえ、メニューはオーナーが握っている。好きにはできない。いじれない。
ある時、店に訪れた批評家に辛口批評されちゃう。しかもこてんぱんに。それに傷付き、怒ったカールは、SNS上で泥沼の場外乱闘を繰り広げて失職。
さて、どうしよう…
ってことで、フードトラックに挑戦🥙
ボロボロでドロドロのフードトラック🚚をきれいに再生させるシーンでカールは、まだ小学校高学年くらいの息子にハードな指示を出す。
それに不満を露わにし、
投げ出す息子
厨房に入りたいと言ったのはお前だろ、と、厨房の厳しさ、仕事の厳しさを教えるくだりはグッと来たなあ。
カールのフードトラックはあちこちで大盛況!息子のSNSでの宣伝が集客に。
加えてカールを慕うレグイザモの陽気であったかみのあるキャラが良いスパイスになっていて効果的。
歩きながら食べる文化がないからか、日本ではフードトラックをみることはないけれど、本作を観て、今度見かけたら立ち寄ってみたいとちょびっと思った。
ラストの展開もすっきりしたし、気持ちの良い作品だった。キューバサンドはなかなか食べる機会がないけれど、自転車🚲でひとっ走りしたら、めちゃくちゃ美味しいバインミーを持ち帰り出来るベトナム料理屋さん🇻🇳があるので行きたくなった🧡