さすがに佐々木蔵之介が２０歳の役で出てくるのだが違和感を感じた。なぜ佐々木蔵之介なの（？）と。理由は分かった。すぐに３７際の場面になっちゃうからなのだ。永作博美さんの２０歳はそれほど大きな違和感はなかった。永作さん年齢を感じさせない。男っぽい態度、発言をしているのを観ているのは好き。ということで２０歳役の佐々木蔵之介さんについてなのですが、若い頃の二人は若い役者さんを使ったらもっとよかったと思いました。
内容について。１７年友人としてつきあって結婚したらすぐに妊娠して大腸ガンも判明する。それって本当につらくて悲しいと観ていましたが、いいや違うな、二人には長い友人としての１７年間があったじゃないかと思いました。この映画、悲しいはずなのにカラッとしていてユーモアがある話に仕上がっているから観ていて思った。つらい、悲しいことがあったときこそ明るくしていることが大事なのじゃないかなと。実話だからこそ、そうかもと思いました。
ところで、カズオイシグロは本当に「本ってのは語られていることより語られなかったことの方が重要なんだ」と言っているのでしょうか？
永作博美さん顔小さくて、背も小さくて可愛い。大好きになっちゃいました。
