きみどり

百円の恋のきみどりのネタバレレビュー・内容・結末

百円の恋(2014年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ好き。ストーリーは分かりやすいし、主人公含め、個性強めな奴らの掛け合いが面白い。
一子の今までの人生を踏まえ、自分をデートに誘ってきた男に行為を抱いたり、廃棄の弁当を積極的に与えたりしたことを考えると、彼女は誰かに見て欲しかった、必要とされたかったのではないかと思う。また、ボクシングをはじめたのもこれに起因するのではないだろうか。
ラストシーンで一子が、試合に出て満足するのではなく「勝ちたかった」と心の声を漏らしたことで、彼女が本当に変わったのだなと思い知らされた。
変わることが出来た人や諦めてしまった人、変わらなかった人や悪い道へ進んでしまった人。色々な人が各々の人生を歩んでいく様を魅せられている気がした。
変わるためには相応の努力が必要ですから頑張ろうと思います。
きみどり

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