このレビューはネタバレを含みます
サスペンスな展開と音楽、ヘリの爆音で緊張感と臨場感のある作品だった。
ただ、ヘリを蜂に比喩して、犯人への伏線とするのなら、もっと視覚的に蜂を意識した画面展開にして欲しかった。
先に地獄で待っているのシーンで、本木雅弘と綾野剛が蜂の特性を淡々と解説してるだけの印象を受けてしまったことが残念である。
そして何より東野圭吾が20年前にこのテーマを取り上げていたことに脱帽です。
ところで最後のメッセージは誰に送信しようとしていたんだろう。そこは堤監督らしい終わり方だった。