すだま

天空の蜂のすだまのネタバレレビュー・内容・結末

天空の蜂(2015年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

単なるクライシスムービーと見るか、親子の絆のドラマと見るかで、
また、もしかしたら男性視点か女性視点かで、印象は大きく異なってきそう。

どっちにしても中途半端やとは思うけど。

アクション映画としては、CGはハリウッドに及ぶべくも無いし、ストーリーも、現実味が感じられへん。

なんだよ8時間もホバリングできる超巨大輸送ヘリコプターって。
ホバリングしてたら、短SAMでも十分落とせるやん。
いや、そもそもエンジン切って真っ直ぐ下に落とせる訳無いやん。
上空は風吹いてるし。自動運転切れるんやろ?

親子の絆の視点でも、正直ちゃんと描ききれてなくて、黒幕のバックストーリーの唐突感がハンパない。

登場人物には周知の事実で、当たり前として話が進むけど、見る側には知らされてないストーリーがあって、それをあたかも大きな謎として扱うってのは、ストーリーテリングとして、反則やと思います。

だって、それが許されるんやったら、ナンボでも衝撃の結末が作れるやん。

そなへんがとても不満。

それと、自衛隊の映画やねんから、せめて自衛隊に協力仰げよ。
その場合、ヘリコプターは陸自やで!
すだま

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