このレビューはネタバレを含みます
☆野郎系アクション映画の雄、ドン・シーゲル監督作品。主演のウォルター・マッソーが寡黙な殺し屋を渋く好演。この頃のニューシネマらしい乾いた映像美には魅せられる。
☆たしかに見せ場は多いが、肝心のドラマが練りきれていないため展開が途中で滞る。登場人物がいったい何やりたいのか行動理由が掴めないので、観ていて非常に退屈。メカや銃撃戦で盛り上げればいいってもんじゃない。空振りもいい所。
☆結果的に『ダーティハリー』に遠く及ばない出来となってしまったのが何とも残念な作品。まあ、楽しめなくはないけど…。😓
