クリストフォルー

突破口!のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

突破口!(1973年製作の映画)
4.4
昭和の地上波テレビでの吹替え・カット版放映では掴みきれなかった、本作のカルト的な魅力に気づけたのは、ようやくレンタルビデオの時代になってからだったが、ひさしぶりに観ても、本当に面白いから困る。
ウォルター・マッソーの硬派な面が十二分に発揮され、ついに不適な悪のヒーローの域に達してしまう。相棒のハーマンは『DS9』のガラック役のアンディ・ロビンソン。若い頃から、あの雰囲気だったんだ。そして、殺し屋役のジョー・ドン・ベイカーには、個人的にベストプレイ賞をあげたい。ラロ・シフリンが音楽を手がけているからか、『スパイ大作戦』風の指令シーンが出てきて笑えた。リメイク不要の痛快作だね。
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