シングルマザーのジョイは航空会社で働きながら2人の子供や家族の世話に追われ、貧しく冴えない日々を送っていた。
ある日、割れたグラスを掃除したモップを絞って手を怪我した彼女は、触らずに絞れるモップのアイディアを思いつく。
父の恋人に出資してもらい、父の工場で生産したものの、誰も関心を示さない。
そんな中テレビのショッピングチャンネルで働くニールと知り合った彼女は、モップを番組で紹介してもらうが、扱い方を知らない司会者のせいで1本も売れず、多額の借金を背負うことになる。
お金もなくモップも売れない、困った彼女はニールの元に乗り込み、自ら番組に出演することになる。
アイディア商品の発明で人生の大逆転を果たしたシングルマザーの実話を映画化。
主演のジョイを演じるジェニファーローレンスの演技が十分に発揮されたローレンスしか演じることはできなかったであろう作品。
多額の借金に追われドン底から這い上がり、資金調達にしろモップの営業にしろプライベートにしろ、巻き返したジョイが本当にかっこいい。女性に生きる活力を与えてくれる作品だ。
