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イントゥ・ザ・ウッズのryodoのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)
2.7
「めでたしめでたし」では終らない…。

メリル・ストリープ、ジョニー・デップ、クリス・パイン出演
赤ずきん、シンデレラといったおとぎ話の主人公たちのその後を描いたブロードウェイの人気ミュージカルを、ディズニーが実写映画化したミュージカル。


『物語には気をつけて、魔法の力が潜んでいるから』

クリパ誕おめ!🎊
推しなクリス・パインの40歳の誕生日ということで出演作の本作をチョイス。

まず一言。
今までで1番つまらなかったミュージカル。序盤で飽きる。2時間が長く感じる。単純に惹かれる楽曲が無かった。ジョニー・デップの無駄遣い。
(一言ですらない笑)

おとぎ話の世界。

子供を授からない夫婦が魔女の呪いを解くために4つのアイテムを探しに森へ入て、赤ずきんやシンデレラ、ジャックと合流しちゃって、果たして各々の願いは叶うのか…みたいな話。

キャスト豪華なんだけどなぁ〜
明るい前半はまだ良かった。
ジョニデも出てくるし。
(ジョニデ、よくあんなちょい役受けたよなぁ)

ジェームズ・コーデンのせいでコメディ強めな夫婦とか、バカみたいに逃げるアナケンシンデレラとか、被害者すぎるラプンツェルとか(笑)

あと魔女なメリルさんは結構好き〜
そして肝心なクリパは王子姿で歌って
くれたからもう満足!! 
個人的にもう一人の王子役、ビリー・マグヌッセンも良きだった。

それで、
願いが叶った〜めでたしめでたし〜。
で終わるのかと思ったけど…ね。

まぁ良いことがあれば悪いこともあるもありますよ、この世の中。
おとぎ話の世界も例外ではないんですよ…みたいな後半とラスト。

多分この負の後半戦が本作の肝。

でも暗いなぁ。決してハッピーなミュージカルではなかった。
教訓を伝えたいんだか何だかよく分からんけど、何かモヤってする。


低評価に良くも悪くも納得。推しの力でなんとか耐えた(笑)ディズニーらしからぬミュージカル映画だったかなぁ。大好きなミュージカルに低評価はつけたくなんいんだけどね…。

ブロードウェイ版ならまだ楽しめるのかしら…観てみたい。
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