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チング 永遠の絆のsobayuのレビュー・感想・評価

チング 永遠の絆(2013年製作の映画)
5.0
面白かった。しかし過去と過去と現在が行き来するので話を追いきれなかった。相関図をスクリーンの端にずっと表示してほしいとか思うレベル。(こういう発想が金曜ロードSHOW!の糞テロップへと繋がっていくんですね・・)映画が悪いんじゃなくわたしの飲みこみの悪さの問題です。あと1作目の内容を忘れてるのも駄目だったな。見返してから行けばよかった。

ユ・オソン演じるジュンソクのロートルヤクザっぷりもよかったけど、もうとにかくキム・ウビン演じるソンフンが素晴らしかった。三白眼が過ぎるキツネ目、鍛えられた若い身体は爆発しそうな暴力性をバンバン醸し出してて、とにかくよかった。わかりやすく美形でない人をキャスティングするところがいいんだよな~。これが映画デビューだそうで、すごい人を見つけてきたなあと思う。今時計じかけのアレックスやるならキム・ウビンさんでお願いしたい。

ドンスが殺される時に後ろでウンギがやってたゼスチャーが面白すぎて映画館出た後少し流行った、わたしの中で。あれ笑ってはいけないでやられたら絶対殴られるやつ。

この映画も最後に“もう失ってしまったあの日々”ってやつを見せて終わるので、新世界との類似性なんかもちょっと考えつつ、泣きました。
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