これはゲートオブインフェルノ。
ヘルレイザーの時に思い通りに出来なかったことを、しがらみなしにやりたいように作ったよって感じ。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているパターンのやつ。悪を追っていたはずが、次第に悪に取り込まれてゆく。
だからラストに悪と縁を切ると宣言することが意味を持つんだね。
ところどころで監督がノリノリになってやってんだろな、って感じるとこあるけど、こっちはそこまでノレてないから、その気持ちのズレが強めにくる。
アクションとか、カメラワークとか、ポーズとか、たぶんカッコいい感じを狙ってるんだろうけど、この題材とは相性が合ってないから、概ねスベってる気がする。
段階踏んで儀式やるのはワクワクして良かった。