面白いカメラワークがとても特徴的な映画。
いつカットかけてるんだろ?と不思議に思ってしまうくらい、切れ間がない。
このカメラワークが、観てる側が混乱するような錯綜した世界を演出するにはものすごく効果的。
現実なのか空想なのか、観た人がそれぞれ決めていいと思います。
おそらく感じたことが全て正解。
こんなに捉え方が多岐にわたりそうな筋書きと演出をよく作ったな。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督といえば群像劇、というイメージですが、
この映画は群像劇ではないけどめちゃくちゃ作り込まれてるので、そのあたりはいつもどおり。深いです。
結構わかりにくい映画なのにアカデミー賞獲ったことが意外。
観る側の想像力と映画鑑賞の経験値が試されるような…。
私は良さがそこまでわからなかった…。
精進します…。
映像と音楽が抜群に合っていて、かっこよかったのが印象的。
ドラムだけでもすごい緊迫感でるもんだなー。