服一枚に至るまでの生活の全てのモノを排除した、究極のミニマリズム生活を実験した主人公の話。
今、割とミニマリズムとか断捨離とかブームみたいになってるので日本人ウケ良い映画じゃないかな。
映画自体はちょっと退屈ですが、興味深く観ました。
最近モノとの関わりを見直すことがちょうど多かったので。
モノは安心感を与えてくれるけど、
同時に自分の自由を奪うこともある。
先日観た映画『ハロルドとモード』のモードはモノに執着をせず、好きな人から貰った指輪ですら貰った側から海に投げ捨てていた。そして一言、
「これで無くさないですむわ」。
私はこのシーンで心撃ち抜かれました。
かっこいい…。
私はといえば、断捨離がとっても苦手で、これは私の思考の癖が大いに関係していて、きっと何が大事かを見極めるのと、物事を断定するのが苦手なんだろうなと思っている。
《所有とは責任であり、モノは重荷になる。どんな重荷を背負うか自分で決める
》
《人生はモノでできてない》
心は自由なはずなのに、物質的に窮屈になるのはなんとバカバカしいことか!
心に留めておきたいと思います。