YuyaTakegawa

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のYuyaTakegawaのレビュー・感想・評価

4.0
構造的には役者や監督の置かれている状況を芝居と映画の二層に入れ込んでいるのだけれど普通に擬似ワンカットで進む映像・演技に目を奪われて(多くの方も挙げているドラムにも耳を奪われて)一気に最後まで観れたな。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」や、中上健次の小説「軽蔑」のような、現実を歪曲して物語の力を引き出したラストシーンも好みでした。