終始居心地の悪さを感じるが、目が離せない。自分の弱さをこれでもかと抉られる。
いわゆるワンシチュエーションのスリラーでしょうか。なぜ高所恐怖症の私が観てしまったのかw 少し展開読めちゃうのが、ね。
聖書がネタなのは分かるとして、細かい謎が残る。広がる血の染み(子孫の状況に反応?) 黄色い薬、とか。ジェニファーさんも色んな「マザー」を重層的に背負ってるのですかね? 地球(マザーアース)、聖母マリア>>続きを読む
選択の余地なく追い込まれていくカップルと、自身の選択で因習から逃れて自己発見の旅に出ている作家志望の若者。どう落ち着くかは見えている話ですがそこにホロコーストを被せて二重構造にして見せているのが人によ>>続きを読む
事前にトランボの話(というかハリウッドの赤狩りの話)を知っていての評価。初見で予備知識無しだとファミリーもの? みたいな印象で終わったと思う。自身の人生に引き寄せてのこの渾身の脚本。全体の構成としてエ>>続きを読む
初見だと気づかない部分も多いですが、単なる伝記ではなく実在の画家カラヴァッジョの人生を借りた創作(しつこいくらいに電卓、雑誌、タイプライター、クルマ、電飾、背広など現代小物を出してくるのでそれを探すの>>続きを読む
初見だと振り回され過ぎて話が追えない。登場人物多く肝心の事件が描写されてないまま進むからなぁ。膝かいたのが可愛いのは印象に残ったけど。3回観ろということかなw
脚本、演技、名作と言われるだけありますね。この設定でこの配役でよく実現したな、と思います。音楽も印象的であれば満点だったかも。いつの時代もフォーマットの変化に追い付けず取り残されるひとはいますし、私も>>続きを読む
前半だけでもかなり引き込まれる展開。そしていくつか伏線が。自分を殺すかもしれない相手に「優しい」なんてね。それはあれで気づいたんだろうけど。サソリとカエルの話は一生忘れなさそうです。
羅生門ではないなぁ。三者三様ではなく二項対立ですね。最後帰還するところの妻の表情たるや。
最後まで緊張感が。。そして何が伝えたかったのか。。不寛容の愚かさかな? 自分を信じ切れるかどうか、という話でもなさそうだが、、重くてもう一回は観れないのは確か。
純粋な善も悪もありゃしないよ、というスパイク・リーらしい犯罪サスペンス。また観たい。
観たかな? と思ったが改めて。まだまだ彼の生み出す曲を聴きたかったけどここまで繊細な人だと早晩創作は辞めていたかもしれないですね。詩人のランボーのように。
構造的には役者や監督の置かれている状況を芝居と映画の二層に入れ込んでいるのだけれど普通に擬似ワンカットで進む映像・演技に目を奪われて(多くの方も挙げているドラムにも耳を奪われて)一気に最後まで観れたな>>続きを読む
「岬」というとどうしても中上健次を思い出すし、崖っぷち感や性的な意味合いを想起させられる。最初から最後までタイトルの意味するところを兄妹が這いずり回っていくひとつのシーケンスでしか無いのかもしれない。>>続きを読む
映像だけで受け入れられないひとも多いでしょうね。。何となくクリエイターの創造力の拡散装置、フィルターとしてのタイプライター、そこには性の問題も関わってくるよね、麻薬でその根源を掘り起こせるよね、みたい>>続きを読む
頭空っぽにして観るだけ。戦争風刺もあるけどあくまでSFアクション。もう少しバグズを掘り下げると、、すら思わない方が良いのかもw
キリスト教、神話など組み合わせて独特の不穏さを醸し出しつつ家族愛や罪と罰の因果を表現してますね。マリア、ペートゥル(ペトロ)、羊人間、羊飼い、クリスマス、王冠など。ただ、単純にアダちゃん可愛いのだけど>>続きを読む
神経質なまでに規則正しい(その中での、感情の動きも含め)1日目。些細なズレが引き起こす感情の揺らぎと怖さ。定点カメラを使ってセリフも最小限。自分もその世界に引き込まれたような気がして重たかった。凄い映>>続きを読む