ペン子

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のペン子のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不思議な映画
思っていた方向に全く転がらなかった。
ラストシーンに考察ポイント。

ところどころ、本物の俳優の
名前が出てくるのが楽しい^^
バットマンのマイケル・キートンが
バードマンのリーガン・トムソンを
演じる配役も面白い^^
ティム・バートン版見てないけど^^

エドワード・ノートンは
本当に素敵な俳優!

全編通して舞台と舞台裏を繋ぐ、長回しのカットとドラムのBGMがめちゃくちゃ良い。

映画の始まり、ドラム音とともに
『この人生で望みを果たせたのか?』
『果たせたとも』
『君は何を望んだ?』
『"愛される者"と呼ばれ、愛されてると感じること』
がまさに作品のテーマとして
象徴的に表されていて、
かっこよくてとってもグーでした。

病室で家族から
「愛されていると感じる」ことができた
リーガンはバードマン(過去の自分)に
別れを告げた。(飛び降り自殺?)
そういうことで合っているかしら?

拳銃でこめかみを撃ったと思ったけれど
怪我したのは鼻だった。
鼻に傷は去勢の象徴、(チャイナタウン!)
は置いといて、
舞台で発砲してから病院までの間で
挿入されていた映像が気になった。
赤い部屋、アベンジャーズのコスプレ
街灯、隕石、、?

映画と演劇のあり方への問いかけ
みたいなものを言いたかったんだろうけど
私にはそこまで分からない。

カメラワーク、音楽、俳優、
考察の余地はあるけど
いかんせん難しいのと、「好き!」ではない
発表までもう一週間になった今
四の五の言ってられないかも知れない。
ペン子

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