このレビューはネタバレを含みます
激動の時代、清に皇帝として生まれた少年がどのように人生を歩んできたか振り返る。構成は分かりやすい、映像は寂しくて美しい。そら名作映画として名を馳せるわなあと納得。
ただ中国の歴史について説明してくれる訳ではないので、高校で地理Bを選択した私からすると「なんで皇帝が廃位したのにまだ紫禁城に住んでいられる?」「今国内はどういう勢力図?」などの疑問は抱かせていただいた。後から調べた。
可哀想というでもない、野心はある、時代に翻弄という言葉で片付けていいものか、あまり溥儀の人間性が分からないままだった。