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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のhrswのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

例えば楽屋から舞台に移動するシーン、映像はとても立体的でワンカットのような作りだし、そこにたどり着くまでの時間の配分もとても良い。それに加えて、ドラミングとかけ合わせることによって映像と音楽のセッションのようにも思えるし、ボクシング選手がジャブ打ちながら距離を探ってるような、とてもスリリングな展開がずっと続く。もうそれだけでこの映画はとても面白い。

ストーリーは沢山解釈できるように思えるけど、例えばファイトクラブのように自分と同化できない自分(バードマン)、それを消すためにもがくそして…のせめぎ合いはとても面白かったな。とても良い映画だった。
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