RIO

パロアルト・ストーリーのRIOのレビュー・感想・評価

パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)
3.9
歩きながら考える 
走りながら傷ついて
自分のやっていることで
自分自身を守っているんだな

サンフランシスコの街パロアルト
今日もいつもと同じで何も違わなくて

エイプリルは将来が分からない
同級生のテディは彼女への気持ちを
伝えられない

何もかも
全然上手くいかない

エマ・ロバーツの可愛いさも魅力
ジャック・キルマーのカッコよさ
ギターを弾いてる横顔がいい
粉々になりそうな不安感
静かな話し方
スローな感じが詩的

夜中に届くメールに照らされる
意味ない会話

震える肩を隠してる
取り戻す事はできない
壊されたくない繊細な感じが
詰まってる


ソフィア・コッポラの姪にあたる
ジア・コッポラの長編監督デビュー作
RIO

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