このレビューはネタバレを含みます
明日の食卓に引き続き、また子育てが大変な描写がある映画を観てしまった、、、。
明日の食卓もだし、motherもだけど尾野真千子ってこういう虐待してしまう母親役多いのかなぁ。しかもそれがどれもリアルで恐ろしいんだよね。
高良健吾演じる新米教師も、一生懸命なんだけどどこかずれててなんか違うんだよ。虐待疑惑がある子供の服を無理にめくろうとしちゃだめだよ…。
喜多道枝演じる認知症に怯える老人は、おばあちゃんが認知症の自分からすると本当に身近でどれだけ大変か知ってるからこそその怯えがよくわかるし伝わってくる。
みんなそれぞれ大変で、大人だって優しく抱きしめられたい。
大人だって強くないし、誰かに優しく抱きしめられるだけで心救われたりする。コロナもあって人と人との繋がりが希薄になりがちな現代だからこそ、改めてそういうものの大切さというのが身に染みる。
あ、けど尾野真千子の娘は今後救われるのかなってことは気がかりだった。