まーさん

きみはいい子のまーさんのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.0
児童虐待。学級崩壊。現実に起こりそうな負の現実を描く。

【概要】
①ワンオペ育児の苦悩。
単身赴任中の夫。残された妻と小学生の娘。
ママ友との集まりの中では”普通”のそぶりを見せるが、自宅ではカッとなると娘に暴力を振るってしまう😡

大変な思いをして産んだ子を、なんで自分の手で苦しい思いをさせなくちゃいけないんだろう。過去に自分がそういった育て方をされたから?でも、それが悪いことだってわかってるよね?

それでも、子どもにとってはママは一人であり、寄り添える唯一の存在。そんな健気さがつらい。

②新米小学校教師の苦悩。
統一感のないクラス。そんな中で浮上するいじめ、児童虐待問題😰

こう言うのは起こるんだろうね。友人に小学校教師がいるけど、心の底から尊敬してる。自分にはこんな状態を抑えられる自信がないわ…。それに、あんなに堂々と宿題放棄されたら療養休暇入る自信すらある。

【雑観】
難しい社会問題。解決にはジャケ写にもあるように、“抱きしめる”ことが鍵となる。

ただそれだけ?と思うところだけど、それすらも受け入れられず、刺々しい生き方をしている人もいるわけで…。まぁ、実際に解決は二時間ばかしの映画じゃ語られないよな。

大人は簡単には甘えられないからなぁ…。抱きしめることで優しさを拡散できれば良いよなぁ。
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