ずっと見たかったけど見れず、DVDでようやく鑑賞。
虐待、独居老人、学校教育、モンスターペアレント、シングルマザーなど現代の社会問題が題材。
呉美穂監督の前作「そこのみにて光輝く」を超える傑作だと思います！
予告にもある高良健吾が出した宿題に児童たちが答えるシーンに感動！
そこだけドキュメンタリーチックに撮られているのもすごくよかった。
このシーンでそれまで憎たらしく見えていた子供たちがかわいく見えた。
なにより池脇千鶴が素晴らしい！
どこにでもいそうないいお母さん感。
自分は虐待は受けていなかったけど、小さいころ「あいつのお母さんいいなあ」とか感じたりしたなと思い出した。
最後の鉄棒でのシーン。神田さんは鉄棒から何を見ていた高良健吾が気づき、神田さんのもとへ、、、
現実にもいるだろう神田さんのような子たちが心配。
神田さんでの高良健吾みたいな存在がみんなに見つかればいいなと思った。
「子供を抱きしめると、世界が救われるの」
コミュニケーションの大切さを改めて気づかせてもらった最高傑作！
