呉美保監督の映画は「そこのみにて光輝く」以来2作目
この監督は普段光が当たらないけど、目立たない隅っこでギリギリ踏ん張って生きている人を題材に映画にするの天才ですね
子役の子たちが素晴らしかった
あの義父に虐待を受けてる男の子が笑って俺も揚げパン好きって言ったシーン、胸がギュッて締め付けられた
家にいられない、家にいるのも辛いけど学校でもきっと居場所もなくて、でも給食を食べるために来ているような、どうかどうかあの後幸せになっていますようにと願わずにはいられなかった
尾野真千子の子役の子も、いくら叩かれてもお母さんが好きなんだよね。
そしてお母さんも虐待されて育ったからそうやって育てるしかやり方がわからなかったんだよね
もう何回泣いたかわからないぐらい泣いた映画
何もわかってない、仕事でしか子どもを見ていなかった高良健吾が甥っ子に抱きしめられた事で言葉じゃなくて温もりで人との繋がりの大切さを気付かされたシーンもすごく良かった!