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きみはいい子のnaのネタバレレビュー・内容・結末

きみはいい子(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

現実と映画とのバランス感が良い。
家族、他人との関わり方を上手く描いてる作品。

雅美が映るシーンは、寒色で無機質で冷たい印象を受けるような画面が多かったが、陽子との抱擁シーンで、雅美にも暖かな優しい光がふわっと差し込んで暖かな画に変化していくところが素敵だった。抽象的に表現していて、とても印象に残る美しいシーンだった。

ラストシーンはネグレクト問題について解決しないまま終わる。鑑賞してる側に想像させるような、余韻を残した形で終わるところが良い。岡野が神田さんの家族に関わる第一歩を踏み出していて、成長を感じた。
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