FOURFINGER

マルティニークからの祈りのFOURFINGERのネタバレレビュー・内容・結末

マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

経済的にピンチの家族。嫁が夫に相談もせず運び屋の仕事を引き受けたが、金の原石と聞かされた物は実はコカインだったので異国の地で刑務所に送られてしまった話。実話系。結論からいうと中々見応えのあるよい映画でしたよ。しかし、前半2/3は何から何までイラつかされましたよ。あれ?『ファニーゲーム』って韓国版のリメイクもしてたっけかな?という程ですよ。前半のクソ味噌あっての後半の巻き返しとでも言いましょうか。まず、夫ですね。借金の保証人なんかになるなよ。その上、長年の友人がどんな奴かも見抜けないっていうね。そしてね、嫁がどんくさいですよね。空港で荷物取れないあたりもね。運ぶだけで大金くれるなんて、法的に問題あるものに決まってるだろ!って夫婦のどちらかでも疑わなかったんでしょうか。そして、イライラしている時に限ってガキは泣くんですよ。子どもは何も悪くないんですけどね、いいタイミングで泣くんですよ、娘が。ごめんね、でも、おじさんあの状況で泣かれたらレビュー書いちゃうよ。水混ぜられたらかなわないからここで(警察の職員沢山います)採尿しろと言われ、仕方なく部屋の隅っこで採尿しようとしたら「ねぇ、何してるの?ねぇ、ねぇってばぁ」って娘がうるさいんですよ。「あっちいってろ」からの「うぇ〜んっ‼︎」ですよ。ブン殴りたくなるでしょう?それからね、マルティニークの女刑務官が超怖いんですよ。優しさのカケラも無いおとこおんななんですよ。外国の刑務所ってカマ掘られるイメージですが、女の世界も超怖い。とりあえず、散々書かせていただきましたが、結構良い映画だったりするのでオススメですよ 笑。