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ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎のBwingのレビュー・感想・評価

3.5
泥棒業界の謎とされてきたアーネスト・ヘミングウェイの未完成原稿、「ヘミングウェイ・ペーパー」を巡る、ルパン・コンサノ・カルロスの三つ巴の争奪戦が主軸となっている。

ルパン三世のテレビスペシャルシリーズは本作以降、すべて『金曜ロードショー』枠内で放送されるようになる。放映時期も夏季(7月下旬~8月上旬)に移行し、以降2008年の『ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜』までこの形態が続くこととなる。初回放送版では本編前に、水野晴郎、山田康雄、モンキー・パンチの3人による対談が行われた[2]。

原作漫画の出版社クレジットが本作から、当時『ルパン三世』の愛蔵版を出版していた中央公論社に変更されている。

本作以降、テレビスペシャルでのルパン達は、登場するテレビスペシャルが放送される時期に生きているという設定になった。これは、この頃からルパンがアルセーヌ・ルパンの孫という設定に(いくら不詳といえど)年齢的な問題が発生するようになったためである[3]。
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