ツーラン

ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎のツーランのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 お宝を巡って内戦が続く島で、ルパンたちが島に入っていろいろする話。

 対立する軍隊の中にそれぞれの用心棒として次元と五右衛門がいて2人が対決するという構図にそれを高みの見物をするルパンという【用心棒】のような設定が面白くて、主要メンバーの目的がそれぞれバラバラだけど、最後はやっぱりみんなでカタキ役を潰していくというのはよかったです。
 出崎監督作品らしい止め画を使った演出もアクションシーンの効果をあげていてよかったと思いました。

 ただ個人的にはルパンが外野から見てるだけでそこまで本筋に絡んでこないのとカタキ役とかが多くて、結構時間をかけて描いているのに退場がアッサリでカタルシスはあんまりなかったです。この内容で90分は短いように思えました。

 そして銭形警部は全く活躍の場がなくて、偶然に島へとたどり着いてただ捕まってるだけの描写が延々と続くだけのかわいそうな役回りだったのが残念な映画でした。
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