敏腕女社長。会社では私的なことを持ち出さない。自ら現場にも赴く。決断力もある。はたから見れば出来る人。
だけど本当は、心の中にいろいろを抱えている。完璧な人間と思われがちな人は、その部分を忘れられがちになる。
そこに現れた良き理解者。素を見せられちゃう存在が出てきて、少しだけ楽になる。こういう人がいるかいないかってわりと人生で大きく違う気がする。
私は出来る人間じゃないから、共感とは少し違うけど、“がんばれがんばれ”って思ったり、“辛いよね”ってなんとなく気持ちがわかったりしながら見てた。
笑いの要素もあって楽しめたし、ロバート・デ・ニーロも本当に素敵だったし、とっても好みなお話でした。