あんな美女と働けるなんておじさんの夢、あんな優しくてダンディなおじさんと働けるなんて若い女性の夢〜とか浅い想像しててすみません。
デジタル化で物や時間の使い方が変化して働き方、すなわち「生き方」さえも変容してる近代社会の何処かの一幕。
時代が変わっても、長年培った経験が生きることを職場の若者たちに見せつけ、信頼を得る70歳のインターン、ベン。本質を掴んだ素敵なエルダーに見えるベンだけど、奥さんは既にいないし余暇を持て余していて寂しく映る。人生の極みに至る頃にはそれを活かしきれる状況じゃない儚さを感じた。
原題はYhe Internだけど「マイ・インターン」という邦題は最後の温かいセリフから引用されてて素敵だと思う。
穏やかな終わりも良かった。
