まさか最後にアンジャッシュ的コントまで観れるとは思いませんでした。
アンジャッシュの遥か上をいく会話劇でしたけども。
今ロメールが健在だったなら、どれだけ素晴らしい多目的トイレゲス不倫コントを作ってくれたことでしょう。
ロメールの映画はいつも画面の色彩感覚も抜群ですが、本作は特に素晴らしかったです。
登場人物も今回は皆割とまともでした。
ロメール映画には気持ち悪い人物をこちら側が欲してしまってるところもあるのですが、ロメール先生はまともな人物ばかりでもちゃんと面白おかしく物語を作れるのですね。
脱帽です。