ビリー

友だちの恋人のビリーのレビュー・感想・評価

友だちの恋人(1987年製作の映画)
3.7
物語の展開に必要なシーンしかないテンポのいい作品で、前のカットに次のカットの予告が含まれているように感じながら観ていた。
隣で同居人がよくわかんないってずっと言っていたけど、恋愛の渦中にいる人間の移ろいやすさ/おかしさが取り上げられていて、その全員の正しくなさが個人的には良かった。
後ろで駆け回る子どもとか、めちゃくちゃ吹いてる風とか、街の環境が映り込んでいて、それも魅力的だった。
ブランシュとファビアンが緑のなかを抜けていくシークエンスがお気に入り。
ビリー

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