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もしも君に恋したら。のとぽとぽのレビュー・感想・評価

もしも君に恋したら。(2013年製作の映画)
3.5
とーってもステキ、ポスタービジュアルのまんまで最高!台詞も雰囲気も大好き。スマートでよく書けた脚本、テンポのいい秀逸な掛け合い。「かわいい~」て言いやすそうな世界観だから女子受け良さそう。ゾーイ・カザンがインテリジェントでチャーミングでズルいくらいかわいすぎ。世界中のナード眼鏡こじらせ男子たちの心には届かなかった『ルビー・スパークス』よりずっと良い。赤色を基調としつつ緑色や青色を日によって入れる服もかわいくて反則。『ビッグ・シック』マジで早く見たいな~。
こういうジャンルでダニエル・ラドクリフというキャスティングは意外だけど、本作は他のそういう作品と少し違う、というか良くないできているから納得。ゾーイカザンの出演作なら納得、彼女はアメリカのジュリー・デルピー的でもあり、「ラブコメ」や「ロマコメ」と言われる、恋の冷笑家・皮肉屋に嫌われるタイプの作品を更新するよう(本作は脚本じゃないけど出演作選びが)。ダム・ドライバー扮する友人はラブコメ映画によくある感じの笑いを持ち込む立ち位置で正直アダム・ドライバーじゃなくてもいいと思ったけど、逆にアダム・ドライバーだからこそここまで魅力的なキャラクターになったのだとも思う。だって主演が背の低い二人だからこそ、あっちの高身長なカップルとのバランスがいいし、ドライバー×ラドクリフという異色(?)な二人のコンビが案外有りな化学反応。
love is stupid monkeys
love is dirty
愛してる、常に携帯したいくらい
パンに塗って食べたいくらい
「恋愛の基本は100%の正直だ」

What if I was her boyfriend
What if she loved me
若干ぼくの状況に重なって辛くなったり元気付けられたりする。だからぼくは4番を選ぼう。そして誰か一緒にフールズゴールド作ってください笑
勝手に関連作『恋人たちの予感』
TOMATOMETER72%、AUDIENCE69%
Its narrative framework may be familiar, but What If transcends its derivative elements with sharp dialogue and the effervescent chemistry of stars Daniel Radcliffe and Zoe Kazan.
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