クリムゾンキング

ある犯罪の物語のクリムゾンキングのレビュー・感想・評価

ある犯罪の物語(1901年製作の映画)
4.0
強盗を犯した男が投獄されギロチンで斬首されるまでの話。

シーンごとの繋がりというよりはそれぞれが独立している、とも見えなくもないけれど、途中の夢のシーンは漫画の吹き出しの如く画面をもう一つ映すという手法。
そして最後のギロチンのシーンは今観ても不自然さはそれほどなく、当時の人はそりゃびっくりしたであろう。

他の作家たちより演出面や背景のディテール、とかいうとちょっとアレではあるけれど、現代の特撮の土台となったであろう作品ということでそれだけでも貴重な作品。