パンケーキレンズ

ザ・ウォークのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
3.5
WTCビルの悲惨な終焉から15年
しかし、かつて
そのビルには、美しい誕生の瞬間があったこと

理解されないもの
説明の必要がないもの
それがアートの魅力なら
この「綱渡り」は、芸術以外の何物でもない♪

狂ってる
アンビリバボー
でも
神秘的で
躍動的で
美しい!

こんなに沢山の感情が、1本のワイヤーの上に乗っかってるなんて、フィリップさんは、とんでもなく、とんでもない人だ♪

ほんでもって、レヴィット君ですよ!
当時の髪型、服装
しかもちょっと、ハト胸(爆)
『ルーパー』とか『ドンジョン』とか残念ルックスが続いただけに、予告編でガッカリしたにも関わらず、何かいい♪
何か、いいんよ、今回は!

パリっ子レヴィット君にめっちゃ魅せられた

し、癒された♪

なんなら、裸で綱渡りしてほしいけど
フィリップさんに怒られるわなwww

な、フィリップさん直伝の綱渡り

CGがあれば不可能がない映画製作の中で、「不可能への挑戦」を描く映画やのにCG使ってたらアカンやろと、練習を重ねてワイヤーの上を歩いたレヴィット君の意気込みと、ハト胸に拍手!

あの胸に飛び込みたい・・・

抱かれたい♪(もうええて)


映画の題材としては、説明しすぎるとアート的なメッセージが弱まるし、言葉が多すぎるとクライマックスのカタルシスが薄くなるだけに、まさにその「バランス」が難しいとこですね
「チーム犯罪」の全貌として、人間関係のドラマな側面を切り込んで来るのかと思いきや、潔いくらいにフィリップさんだけに焦点をあてて、意外とアッサリしてた印象

所々のお茶目なシーンとか、導入部分のリズムの良さは素晴らしかったものの、ドキュメンタリー『マンオンワイヤー』に、迫力の映像が追加されましたよ、な感じかな

ドキュメンタリーの「ノートルダム」がホンマ綺麗かったからね♪

あの一瞬でフィリップさんの事、好きになってもーたから、映画の完成度云々前に、主人公の魅力が刷り込まれてた、それが今回かなり吉と出たかも

あんまり「変な見た目」っていうとフィリップさんに申し訳ないけど、「変な見た目」でも(←言うてるやん)カッコ良かったレヴィット君による、ワイヤー:インポッシブルな映画でした♪

This is LIFE !!!!!