実話を元に作られた話。
フランス生まれの大道芸人だったフィリップ君。
綱を渡る事が人生だ。と豪語するフィリップ君。
時代を同じくしてニューヨークに世界最高のツインタワーが完成間近。
ツインタワー…
綱張れる…
渡れる…？
渡る！！！！！
と無謀だけど壮大な夢を抱く事に。
明くる日も明くる日も練習に励むフィリップ君。
そんな彼に惹かれていく人達。
普通に考えて、超危険な場所で大道芸をする事は、警察に禁じられる行為だろう。だけども彼のピュアな願望が周りの仲間達を共犯者にして一世一代の大勝負に出る！！
ストーリーもさることながら、映像美も最高。
本当にそこにいるかのような感覚に。見ているこっちもヒヤヒヤしてきました。
この映画はスリルだけじゃなく、大きな感動も与えてくれた。
願わくばどんなこともできるということ。この映画に…何よりこの勇敢な主人公に教えてもらいました。
そして、アメリカ人のワールドトレードセンターへの愛も…
何よりも気高く美しい象徴としてのツインタワー。
もう、彼が渡ったツインタワーは無いけれどその後に、フリーダムタワーを作ったのが何よりの証。
実際にグラウンドゼロも、フリーダムタワーも見たから余計に感情移入してみていました。
建物ってただの建築物じゃないです。文化的遺産です。色んな人の思いがこもってます。
だからこそ、それを壊すような汚すような事はしていけないですね。
脱線したけど、本当にいい映画です。
