さちえ

レヴェナント:蘇えりし者のさちえのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
3.6
アメリカの西部開拓時代のお話しで、ディカプリオは罠猟師です。が、冒頭で熊に襲われた挙げ句息子を殺され、どうせこのまま死ぬだろうと主人公は放置されてしまいます。しかし生きることを諦めなかった主人公は復讐に燃えながらボロボロの身体を引きずって進み、傷口を焼いて塞ぎ、極寒の雪山の中を進んでいきます。
この襲ってくる熊があまりにリアルで熊こっっっわ!となりました。一昨日見たデンデラにも熊が襲ってくるシーンがあるのですが予算の格差?技術の格差?を見せつけられた気分です。(なお、私はデンデラという映画自体は大好きです。)
食べられるものは何でも口にいれ、少し休むとまた雪山の中を歩き続けるずーっと過酷なシーンが続きます。暖を取るため馬の腹を寝袋にしたのは衝撃でした。
これも本が原作ですが、実在するモデルを基に書かれたものだそうで、ヒューグラスのWikipediaはとても読み応えがありました。映画のその後を知りたい方にもおすすめです。
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