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レヴェナント:蘇えりし者のkazeのネタバレレビュー・内容・結末

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ディカプリオマラソンしててみました


ディカプリオ度ですが
インセプションが塩入れ忘れのフレンチなら、
これは岩塩をかじらされているかのような....とてつもなくしょっぱいものを食わされたかのような感じでした


演技のクセが強いというか、アクが強いというか、ディカプリオは、なぜか必ず理不尽な目にあい、揉めながらもしぶとさと奇行で駆け抜ける(そして死ぬ)パターンが多い気がするのですが、それらをこんなにシンプルに詰め込まれるとは すごいものを見ました
ディカプリオは、ウー!ウー!って唸っててずっとしゃべらない でも、割とふだんからこの人こんな感じなんじゃないかとすら思うディカプリオぽさが謎い


吹雪の中でベロベロして雪食べるのと、毛皮フワフワを着たディカプリオがすごい大きい川をザブザブ流されていくのが好きです
吹雪の中で呪文みたいなの言いながら息で火をおこして、ディカプリオをあったかく蒸すところは本当に妖精かなにかが魔法を使ってるみたいで、感動というか人生初体験でした

ハードそうであとまわしにしてましたが、
予想してたよりシュールで面白かったです 芸術かもしれない
とても不思議な体験だったとおもいます
またすぐ見たい

人間の社会のアレコレというより純粋に動物?妖精?たちが森で頑張って生きてるみたいな気持ちで見てたかんじでした
バイオレンスとかハラハラ怖いじゃなくて、なんかかわいいなって思ってみてました どうぶつの森みたいなシュールさというか(伝わるか?)

わたしは森の中では、クマよりディカプリオが怖いかもしれないです(得体のしれない妖怪ぽくて)

追記 
音楽が坂本龍一なんですね!!!あ〜!!!!
そう、ああいう感じですなんか高尚な芸術ほど笑えてくる感じというかシュールさが
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