名優たちの素晴らしい演技が織りなす壮絶なサバイバル劇。
サバイバルが凄まじすぎる。
熊に襲われたり、仲間に裏切られたり、野蛮な民族に追われたり。
あまりに過酷なサバイバルの中で、必死に足掻いて生きようとする主人公の姿に何度も心を揺さぶられてしまいました。
寒さ、痛み、恨み、怒り、悲しみ、
様々な感情と感覚がダイレクトに伝わってくる。
特に熊のシーンはほんとに凄かった。
映像はCGを感じさせないほどリアルだし、ディカプリオと熊の叫び声だけが響きわたる様は、目を覆いたくなるほどグロくてエグい。
音楽をあえて無くすことで作り出せる、その場にいるかのような臨場感と思わず映画であることを忘れてしまうほどの没入感。
キャラクターは皆興味深いし、説明せずに視覚的にストーリーを映していたことで、よりリアルな世界観に入り込めました。
ディカプリオの役者としての幅広さを実感させられるサバイバル映画の大傑作。
壮大な映像美に浸りたい方にオススメしたい作品です。
