よっちゃん

ロビンソン漂流記のよっちゃんのレビュー・感想・評価

ロビンソン漂流記(1954年製作の映画)
3.8
自然(未開の島)と現代人(ロビンソン)の対置から始まり、それを媒介する昆虫、家畜、さらには非文明人を通して次第に二者は同化していく。まるで生態観察のように撮影されるロビンソンは、自分以下の生物を観察し順応していく。聖書を途中で見捨て、女性がそもそも出てこないという、ブニュエル2大テーマ要素が削られた珍作。終盤の白人海賊みたいなの出てきてからはだいぶゴチャった印象。現代じゃまずダメだろっていう人種偏見は多数。
クリスマスイブ メディアシアター独り占め視聴。
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