コキア

くちびるに歌をのコキアのネタバレレビュー・内容・結末

くちびるに歌を(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

良かった。
中学生の真っ直ぐさが伝わってきた。

桑原くんが良い味出してた。
作文泣けた。大人しいけど、誰よりも繊細に物事を考えてて、ハッとさせられた。
にいちゃんが一人で生きていけないから僕がいるって…泣かせるわ…中学生にしてそんなこと考えてて…

アンジェラ・アキさんの手紙ってやっぱり良い曲だなと感じた。
子供たちの胸を締め付けられるような葛藤だけでなく、大人の先生の葛藤まで描かれていて、深みがあり、歌がより一層活かされていた。

皆んなでステージで力強く歌っていたシーンも感動したし、桑原くんのお兄さんのために皆んなが歌っている所も良かった。

悟くんのお兄さんがいつか言ってた、あんたもおって良かったって言葉、ナズナちゃんのお母さんに繋がるとは…覚えてくれてて、最強のタイミングでナズナちゃんに言葉をかけてくれて良かった。

最後の終わり方も、深い青い海がだんだん俯瞰で映されていくとともに、本家の手紙が流れる演出が最高に爽やかだった。
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