アーサー・コナン・ドイルの創出した“名探偵シャーロック・ホームズ”が登場する派生作品は、小説はもとより、ドラマ、映画、演劇、アニメに至るまで、枚挙に暇が無さすぎるくらいだが、やはり、イギリスを舞台にしたものが、いちばんしっくり来る。しかも、名優イアン・マッケランが演じるとなると重みが違う。終戦直後の日本に来て、被爆地・広島を訪れていたという飛躍も、ホームズなら受け入れられる。ウルヴァリンも来てたっけ。
映画館で観た時にはいまひとつ呑み込めなかった真相が、テレビでの吹替え版鑑賞で、ようやく理解できた。最後の日本への手紙は、ホームズが事実より思いやりを選択した証しだったんだね。
原作は未読だが、ラストは映画と同じなのかしら…。
