ちびまる

デビルズ・ノットのちびまるのレビュー・感想・評価

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)
3.3
有名な冤罪「だったかもしれない」事件ですね。

少年3人が無残な殺され方をして、少年3人が犯人として逮捕されました。普通であれば犯人逮捕で見事事件解決というところですが、これはそうはいかなかった!!

真相は未だ闇の中。少年3人は犯人だったのか、そうじゃなかったのか。そう、真相は「闇の中」なんです。

しかし本作品は冤罪であったという仮定のもと、最後には真犯人を匂わせるような作り…すごいですね。これが本当に冤罪だったら…犯人とされた少年3人の人生を狂わせ、遺族からすれば息子を殺した犯人が普通に暮らしているかもしれないという…。

真実を失わせてしまったのは警察のずさんな捜査だったと言わざるを得ないですね。そして検察が、判事が、守るべき正義とは何か真摯に対峙しなかったせいですね。

実話だけに余りにも重い。
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