このレビューはネタバレを含みます
1941年、フランスはドイツの占領下にあった。
シャトーブリアン収容所には主に政治犯や反ドイツ活動をしていた者たちが収容されていた。
ユダヤ人収容所と比べたら緩い収容所だと思っていた。
皆んな明るく振る舞い、それほど苦しそうなシーンもなかった。
しかしナチスやる事はやはりあまりにも残酷過ぎる。
ジャケがその悲しさを物語っている。
しかしこの映画はドイツ軍の中にも反ドイツのような思想の者がいたり。
副知事も彼らの虐殺を反対したり。
このような人間らしい所も描かれている。
明るく収容所での生活を送る若者や年配者たちの姿が余計に悲しさを感じさせる。
17歳から老人まで150人が射殺された。
ダラダラとしたシーンはなく、ラストシーンはかなり辛い。