名作の誉れ高い本作、やっと観ることができた。これ、完全にもう80年代の映画だね。女優さんもテレビやグラビアのアイドルみたいで、暗さみじんもなし。「プロレス界のおしんになれ!」なんてセリフも。最後の試合シーンは、本気でハラハラしながら観てしまった。
月島の商店街での乱闘シーンとか、いま観るとビーバップの原点みたいだ。基本的に楽しく観ていたけれど、ひとつ文句言うなら男優がキモい(すみません)。アイドル同好会とかプロモーターとかのお前ら役者じゃねーだろみたいな人たち。そのせいか、深見さん小宮山さんの姿を見ると心からホッとする。
2018.9.8