アナベル 死霊館の人形のむたのレビュー・感想・評価

全体通して期待していたよりは怖くないが、序盤の得体の知れない感じはじわじわと怖かった。

洋画にしては珍しくグロさで恐怖演出をしないところが好感を持てた。電話してる主人公の後ろでなにかが一瞬だけ動いたり、特定の音を何度も何度も出したりとジメジメした、いい意味で嫌らしい演出が素晴らしい。

しかし、日本人には悪魔は馴染みがないから、そういう意味で怖がれない人が多いんじゃないかと感じた。あとアナベル人形がビジュアル的に怖くしすぎで、振り切れちゃって一周してむしろ怖くない。