カタパルトスープレックス

アナベル 死霊館の人形のカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)
3.6
ジェームズ・ワン監督の代表ホラーシリーズ「死霊館ユニバース」の第二作目。前作『死霊館』(2013年)で登場したアナベル人形をメインに据えたスピンオフ作品なのでウォーレン夫妻は登場しません。

今回は悪魔祓いをする神父やウォーレン夫妻が登場しない。そんな中、ミアとジョンのフォーム夫妻がアナベル人形を買ってしまい、悪魔に狙われてしまう。

本作でもジャンプスケア要素は多いのですが、前作より不吉な演出が際立っています。例えばミシンのクローズアップ。もう、いつミシンの針が指に刺さるのか、見てられない。あと、赤ちゃんが車に轢かれてしまうのではないかという予感。

今回は悪魔祓いをしてくれる強い味方がいないのですが、フォーム夫妻の絆が強い。夫のジョンは医者なので悪魔とか心霊現象とか信じなさそうなんだけど、ちゃんとミアを信じて守る。夫婦の間の信頼がぐらつく演出があったら(すっごく嫌だけど)もっと怖い演出ができたんじゃないかなあ、と思ったりはする。