「死霊館」シリーズ、スピンオフの2作目。
前作「死霊館」の前日譚で、実話を基にしたアナベル誕生のお話。
アナベル人形は夫から出産間近の奥様への贈り物。
奥様は人形コレクターなのでとても喜ぶんだけど、正直言って何も宿ってない時点でも怖い。
老婆のような顔の少女の人形で、微妙なサイズ感。普通なら即こんなんいらん!となりそうな人形。
そこから事件に巻き込まれて悪しきものを宿したアナベル人形に、振り回される一家。
人形ホラーの典型的な怖さは全て詰め込み、構図やカメラワークにジェームズ・ワン(今作では監督ではなく製作ですが)らしさが残る。つまり好み!
あまり溜めが長すぎず次々怪奇現象が起こるこのテンポが、怖すぎなくて私にはちょうどいいのかも。
「死霊館」では姉妹たちのネグリジェが可愛かったけど、今作では奥様の60年代ファッションがとても素敵。アナベルに破壊されていくのがもったいないほど、インテリアの趣味もいい。このシリーズお洒落だなぁ。
ちなみに本物のアナベルはこんな怖い顔ではなくラガディ・アンの布製抱き人形なんだけど、同じ人形を北海道の◯い恋人パークで見たときは興奮しました!
恐る恐る写真撮ったけど何もなくてよかった…