この映画主役に染谷将太や前田敦子がいるが、メガネ姿で赤のジャージをまといラブホテルの清掃員という、完全に姿を隠した南果歩の弾けっぷりが最も印象に残った。
場所は歌舞伎町のラブホテルでほとんど展開していき、メインの3組のカップルとそれに付随するエピソードが語られる。
猥雑な感覚も場所的にしっかり感じられるのだが、あまり面白みがないのが特徴。
その代わり韓国人カップルの最後のやり取りはよく考えられており、ラブホテルというのを意識しない光景を生んでいる。
前述した南果歩だが、もちろんこの服装には意味がある。
その顛末も中々好感が持てる仕上がり。