cocacorgi

パージ:アナーキーのcocacorgiのレビュー・感想・評価

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)
3.0
人は普段の恨みを心にしまっておけない愚かな生き物かも知れない、けど見ず知らずの他人を救けることができるのも人である。
前作にもあった人の善性に触れているのは良きところ。
人への情けが巡り巡って自分に帰ってくる。再びの情けは人のためならず。日本のことわざだけど、世界にも似たような感覚あるのかな。このシリーズはこれでいくつもりかな。
1作目では本能としてのパージだったのが、ビジネスとしてのパージ、富裕層の娯楽としてのパージと、同じものでも新たな側面をみせたのは続編として相応しいところ。特に貧富の格差は、前作以上に印象強いかも。
でも何が怖いってこの制度が本当にあってもおかしくないってほんのり思えてしまうあの国のおかしさよ。
cocacorgi

cocacorgi