つるみん

牢獄処刑人のつるみんのレビュー・感想・評価

牢獄処刑人(2013年製作の映画)
3.7
フィリピン産クライムアクション。

アクション描写もドラマ自体も合格点。
今年の未体験ゾーンで『バイバスト』というR指定のフィリピン映画があったが、予算的な問題、妥協点が多々あったため本作はあまり期待していなかったのだが、ある意味期待を裏切る凝り具合。


服役中のプロの殺し屋が極秘で依頼を受け、警察の手引きで一時釈放し、仕事を終え、また入獄するという設定がもう好物。
仕事を淡々と熟す殺し屋ほど惚れるものはないが、師弟関係ありのドラマ展開なのでなおさら熱い。
もう一押し欲しいと心の中で丁度思っていた後半に用意されていた、その思わぬ一押しが良かったため+0.2点。

ストーリーのテンポの悪さは否めないが、十分見応えのあるフィリピン産クライムアクションだった。
つるみん

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